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10月21・22・23日の3日間の日程で開催された、沖縄県トータルリビングショウが終わりました。

今月に入ってからドタバタとトータルリビングショウにむけて準備をスタートさせ、展示、撤収、そしてこのHPでリビングショウの風景をUP…これで今年の大きなイベントがひとつ終了しました。
今回“おきなわ建築web” “沖縄県建築設計事務所協会 住宅設計展” への出展参加!
各ブースの展示をどうするか…山あり谷あり!?のリビングショウでした。
ここでリビングショウの裏話?を紹介することにします。




上はおきなわ建築webブース出展の特大パネルです。
サイズが 幅 900 高さ 2,400 のかなりの大きさ。

事務所では出力することが出来ないので印刷屋さんにお願いするのですが
その前にバランスを確認しなければと思い
何枚かA3サイズで出力し、ダンボールで作った900×2,000の仮のパネルに貼りつけてはみたものの。

なかなかバランスが見ない。
さぁ、一発勝負だ!(もちろん出力するまでドキドキでした。)


このサイズだと出力した用紙を貼りつけるパネルももちろんありません。
ハレパネ(糊がついているパネル)も一番大きいものが
3×6(910×1,820)サイズ。

これを2枚くっつけて作成することに決定。

ハレパネは反りがでるので裏を補強。
補強するとハレパネが二重に重なるので小口が汚く見えてしまう…。
出力した用紙を小口に巻き込む案もあったが、それは難しいので却下。

採用された案がパネルをはめ込む枠を作ろう!

それならパンフレットが置ける棚も一緒に作ろう!

こんな調子で木工事をすることに…。


知り合いのヤードで木工事スタート。



普段はパソコンの前で座りながらの仕事が多いので
倉庫の中で機械や工具を使いながらの仕事は楽しかったけど
翌日はちょっと足腰が…ってな具合でした。



ペンキを塗り、乾かし、また塗り。

仕事の前にペンキ塗り、夕方からのペンキ塗り、時間があけばペンキ塗り。
枠や棚・台を作るのは半日で出来たのですが、ペンキを塗り終わるのには3日間かかりました。

手も服もペンキだらけ。私は髪の毛にもペンキが…。
仕上がったときは嬉しくて、早く搬入してパネルをセッティングしたい気分でした。



次は出力した用紙をハレパネに貼る作業です。




やっちゃいました…。
やってしまいました…。

キレイに出力があがってきたのが嬉しくて、最後に気を抜いてしまったのです。
ハレパネに貼る時に、糊のついているところに用紙をくっつけてしまったのです…。



固まりました。



10月20日・搬入日の午後5:30過ぎの出来事でした。
写真を見てのとおりです。破れてしまいました。
痛々しい姿に…。今から出力し直しってのも無理。
今あるものでどうにか補修するしかない!



落ち込んでいても前には進まない。
時間も無い…。

大きいサイズを出力できるのはプロッター

カラーは出せない

白黒で対応

文字を使う

www.madanbashi.comをどうするか?

白黒文字をかぶせちゃえ!


と言うことで急いでデータを作り、出力してパネルに貼り付ける。
応急処置が終わったのが午後7時。

糊が乾くのを待って午後7:30!コンベンションセンターへ向けて出発!

もちろん普通車では運べないのでトラックで搬入。



パネルが飛ばないか、確認しながらの移動。
夜風が心地良かったです。
午後8時過ぎにコンベンション到着。
午後9時おきなわ建築webのブースへのセッティング完了。
一時は出展が危ぶまれた今回のパネル。
どうにかリビングショウのりきることができました!
次回への教訓 『 貼り付け作業は大勢で!』





気付かれた方もいらっしゃると
思いますが…。





パネルに貼り付けられているイメージ模型の中を覗くと
食卓にお母さんと子供が座っている絵を描いています。

外には家に帰るお父さんの絵が描いてあります。


今回のビッグパネルのコンセプトは
“家族の住まう家”です。

―家族が育っていくたいせつな住まいを
  一緒につくっていく設計事務所でありたい―





沖縄の建築設計事務所 真玉橋設計事務所
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